C2L　サン＝ジェルマン - Saint Germain Boucles de Seine

1930年頃、映画が登場した時代、サン＝ジェルマン＝アン＝レーに2つの映画館が建設されました：

「Le Majestic」は、老朽化が激しく快適性もなかったに関わらず、パリ解放の後も20年間上映を続けました。この映画館は、全面改装工事が行われ。「C2L」として新オープンしました。（1968年オープン。現在、サン＝ジェルマン＝アン＝レーにある最も古い映画館）

「Le Royal」は、パリ解放の後に全面改装工事が行われ、1978年まで同じ名前のままでした。市がこの映画館を買い取った後、ジャック・タティ氏の死を悼み、自治体により「サル・ジャック・タティ」と名付けられました。彼はフランス映画界の重鎮であり、数年間をサン＝ジェルマンで過ごし、この地に埋葬された人物です。

1983年、C2Lを経営するJousseaume社をジャン＝シャルル・エドリンが買収し、サン＝ジェルマン＝アン＝レーのヴュー・マルシェ通り25番地に映画館を建設します。

家族経営の映画館建設は、1934年、当時としては初めてのコンクリート建築物の1つとなる、プトーの「Le Central」から始まります。

その後ジャン＝シャルル・エドリンは、次の役職を得る事によって、業界の支配的な地位を獲得していきました：

－映画配給会社Union générale cinématographique（UGC）の創立者および最高経営責任者。

－Syndicat Français des Théâtres Cinématographiquesの会長

－ Société française de production（SEP）の会長

現在は、彼の孫娘マリー＝ロール・クゥデルクが、Jousseaume社の最高経営責任者を務めています。

2004年、マリー＝ロール・クゥデルクが大規模な改修工事を決定した事によりC2Lの現代化が進み、2009年にはデジタル新技術を導入しています。