サン=ジェルマン教会
サン=ジェルマン教会
4 place Charles de Gaulle
78100
Saint-Germain-en-Laye
01 34 51 99 11
本来は小さな礼拝所があった場所に建てられた4番目の教会となる現在のサン=ジェルマン教会は、何世紀にもわたり、数多くの国王と時代の変化を見守り続けてきました。
まず最初は1020年頃、ロベール・ル・ピウーによって建設され、1346年にエドワード黒大使によって燃やされてしまいます。その後、シャルル5世治下に再建設されますが、1681年に崩壊します。そこでルイ14世が、3番目の教会となる建物を建設を命じ1683年に完成します。
しかし、その教会が小さいと感じたルイ15世は、中心線を東方ではなくお城の方向に向けた4番目となる教会の建設を命じました。1766年のフランス革命前に工事が始まり、最終的に1829年に完成しました。
B・アンテラーミによるパルマ大聖堂の浅浮彫りの複製や元々はヴェルサイユ宮殿のチャペルのために作られた説教壇、1つはルイ14世の命によりA・ティエリーが制作、もう1つはアリスティッド・カヴァイエ=コルが作った聖歌隊席オルガンの歴史的建築物に指定された2つのオルガン、アモリー・デュヴァルのフレスコ画、サン=ジェルマン出身のアーティスト ポール・ヴェラの絵画など、人目を引く様々な作品によって装飾が施された教会です。
教会には、イングランド王ジェームズ2世のお墓もあります。
イングランドの国王になる運命を背負い、1688年、ルイ14世によって迎え入れられ、1701年に亡くなるまでサン=ジェルマンのシャトー・ヴューに住んでいました。ルイ=フィリップが彼のために1835年に霊廟を建設させ、ヴィクトリア女王が英国王家の紋章の壁飾りを贈りました。
開館・開催日時
年間を通して毎日 9 午前 と 8 午後 の間.
月曜日17時閉館。
シャルル・ド・ゴール広場に通じる扉が閉まっている場合は、牧師館の中庭にある、横階段から教会に入ります。.
料金
フリーアクセス.
必見